INTERVIEW

ライフサイエンス部 Y.M

2020年度入社

現在の仕事内容を教えてください。

ライフサイエンス部で、化粧品原料としてのベントナイトの営業活動を行っています。

既存顧客への継続フォローを中心に、ホームページからの新規問い合わせや展示会への出展により新規顧客へのアプローチを行い、化粧品メーカーや商社の様々なニーズに対応しています。

また、当社工場・研究所に足を運んで研究員と試作に取り組んだり、顧客から得たニーズに対応できるベントナイトの特性について研究員から情報収集をすることもあります。

業務で困ったときにはフォローしてくださる先輩方が多く、ささいなことでも相談しやすい環境です。わからないとき、悩んだときはすぐに相談することを心がけ、日々の業務に取り組んでいます。

就活の際に意識していた事はありますか？

最も重視していたのは、業界と職種です。

私は大学時代に細胞生物学や化粧品関連の研究を行っていたので、化粧品に携わる業界を志望していました。また、多くの人と関わることや人と話すことが好きなので、営業職を志望していました。

その中で、当社に入社を決めた理由はなんですか？

当社の主力製品であるベントナイトは様々な用途に使われており、化粧品はもちろん、多くの業界に携われることに魅力を感じました。

また、営業職は実際に研究所に赴いて手を動かしたり、データの取得を行うことができるので、技術営業として大学で学んできたことを活かせる場だと強く感じ、入社を決めました。

自ら手を挙げてチャレンジした経験と、その経験から得られたものはありますか？

展示会出展時の課題解決への取り組みです。

入社一年目で展示会への出展を経験しましたが、データの見せ方やブースデザインなど課題点を多く感じました。そこで上司に相談し、化粧品のデータをより蓄積していくことや、提案方法を一気に変えていきたいことを相談しました。

その際、「やりたいと思ったことは前向きにやってみたらいいよ！」と背中を押していただき、目標に向かって準備を進め、2023年5月の展示会ではブースデザインや展示方法を一新させました。結果として来場者数が約5倍に伸び、応募していた展示会の企画コーナーでは賞をいただくこともできました。

まったく新しいことに挑戦することは非常に勇気がいりますが、現状を把握し課題点を見つけ、さらに良いものを作り上げて会社に貢献したいと思っています。サポートしてくれるメンバーが部内外を問わず多いので、今後も協力して取り組んでいきたいです。

入社してから壁にぶつかったことはありますか？またその壁をどのようにして乗り越えましたか？

入社して半年程度経過して一人で営業するようになってから、顧客からの質問にすぐ答えらられない、顧客が抱える課題に対して適切なアドバイスができないことに一番悩みました。

当社の製品知識や化粧品全般の知識が不足していることに気づきました。そこで先輩の営業活動に同行して、どのような受け答えをしているかをOJTで学んだり、化粧品やベントナイトの特性に関する文献やデータを調べて、理解を深めました。また化粧品に関する資格を取得するなど自己啓発に努めました。

努力を重ねたことで、提案の幅が広がったと業務をを通して実感しています。現在も顧客や研究部門とのコミュニケーションから知識や情報を吸収して、自分の財産にできるように意識して取り組んでいます。

今後の目標を教えてください。

現在は既存製品の提案がメインなので、今後は新たな顧客ニーズを満たす新製品の開発営業にもチャレンジしたいです。研究部門と連携して、今までになかったものを一から作り上げていきたいと考えています。

プレゼン能力と顧客ニーズを引き出すスキルを身に付けることも目標のひとつです。営業担当として、当社製品の魅力をいかに伝えるか、顧客ニーズに応えるためにはまず何を考えているか引き出すことが大事だと思っているからです。

自分の提案した製品が配合された商品が、化粧品売り場やドラッグストアで並んでいる様子を見ると、非常に嬉しく、やりがいを感じます。自身の営業活動を通してより多くの方々に当社の製品を知っていただけたら嬉しいです。